やぎペー乞食疑惑の真相 (前編)

まずはじめにタイトルの行き過ぎた表現でやぎペー氏、その関係者の名誉を傷つける恐れがありますので謝罪させていただきます。申し訳ございません。

本日のネタは少々長めになっております

この記事をのぞいている方は改めて今回の騒動を説明する必要がないかと思います。わからない、知らなかったという方は本人がまとめてくださっているので(なんて親切なんでしょうか。おかげで私の手間が省けました!)こちらをご覧いただけると概要は理解できるかと思います。

www.jimpei.net

 

さてこのちょっとした騒動をめぐり賛否が渦を巻いているわけですが、なぜそうなったかというと、これまた私の考えに近い記事がありましたのでご紹介させていただきます。ありがたい!(ただしこの方は肯定寄りのスタンスで、そこは少し私と異なります)

 

wakuwaku-keigo.com

 

私もこの「 認識のズレ」が両者の軋轢を生んだのだと考えております。加えて彼は

 

とアンチを子ども扱いする発言をしたり、さらには

 

などとアンチを病人扱いする発言など「なんか鼻につくなぁ」という言動が随所あり、反対派の反発心の火に油を注いでおりました。もちろん本人はそんなつもりはないでしょうが受けとる側はそう感じてます。少なくとも私はこれらの発言は反対派をバカにしてるなと感じました。

(ところでハラスメントというやつはいつも加害者の気持ちを汲み取ってくれない無理解者で、被害者にはいつも無条件の愛で包んでくれる聖人ようなものだと感じる昨今です)

話を戻しまして、ところで彼は一体このpolcaを通じてなにをしたかったんでしょうか?飛行機代の損失の埋め合わせ?フォロワーに対するエンタメの提供?はたまた評価経済の啓蒙でしょうか?そして彼のファンはどんな気持ちで投げ銭をし、それでなにを得ることができたのか?よくわかりません。

 

というわけで彼の気持ちを少しでも理解するためには彼と同じことを身をもって体験しないといけないと思い立ち、不肖私めが人生初のpolcaを挑戦してみることにしたのであった…(前編終わり)

(後編は読むには有料) 冗談です。続けます。

そのpolca企画がこちら!ででどん!!

polca.jp

 

(手前わさびですが、我ながら皮肉りますね〜)

そしてやぎペー氏が30分で約7万円を集めたのに対してこちらは3時間をかけてようやく600円の支援でなんとか目標を達成することができました。時給14万円 VS 時給200円!私が3時間かかった金額を彼は20秒かからず集めたことを思うと、比較することがおこがましいほどの影響力の差を実感しました。

 

まさか本当に支援者が現れるとは思いませんでした

支援者のお二方、誠にありがとうございました!

 

ではこれで私が手に入れたもの、そして支援者を含めこの企画をご覧くださった周りの人が感じたものはなんだったのでしょうか?

まず私に600円。これはいうまでもありません。次に、その600円と引き換えに周囲へはなにを提供することができたのか?これにはこのツイートにヒントがあるかもしれません。

 

そうか「はま寿司さんに楽しくなってもらいたかった」この感情だったのか!

彼女とは日頃からツイッター上でやり取りがあり、この企画も私が本気でビール代を募っているわけではなくネタでやってるものだと理解し、ましてやビール代が払えないくらいお金がないとは思ってないわけであります。

なので彼女は「クーポン切れてビールが割引価格で飲めなかったからpolcaしたってマジ卍なんですけど〜w」的なノリで(名誉のためにいうと彼女は決してはギャルではないです) 実質支援金を出したということになります。

本当に支援してくださったお二方は直接理由を聞いてないので確かなことはわかりませんが、おそらく近い理由ではないでしょうか?本気でビールが飲めないくらいに困窮した経済状況なのだと同情して支援したわけではないでしょう。(いや、本当はそう思われてるのか?) 

 

そして今回のやぎペー氏のpolcaでもこれと同じようなことが起こっていたのではないでしょうか?

つまり彼はお金を募る必要がないにもかかわらず、飛行機代が余計にかかった(ビールを通常価格で飲まなければいけなくなった)ことによって困った状況をみんなに説明、シェアをすることでフォロワーとコミュニケーションをとり、またファンは「自業自得じゃんwwwでも少し可哀想だし面白いから投げるわw」という感覚でこのエンターテインメントを消費し楽しみ、そして彼は飛行機代(私はビール代)も取り戻せたという素晴らしい「ポルカWin-Win物語」を創造していたのだと理解できました。

ただこの2つのpolca企画のちがう点は募集した「金額」で、そしてこれが彼にヘイトが集まった原因ではないかと思うのです。

月収100万円(だよね?ちがったらごめんやで)の人間が自分の落ち度で生じた「損失6万円をめぐんでください」は、知らない人間から見れば「はぁ?ざけんなよ」ですからね。もし損失金額が私と同じ10円100円単位なら「へへ、みみっちいな」くらいで対して気にも留められずここまでのボヤにはならなかったでしょう。

 

でも反対派のみなさん待っていただきたい。

彼はなにもお金目的でpolcaをしたわけでは決してありません。彼は自分に起こった不幸な出来事をpolcaというツールを使い周囲を巻き込んで「仲間と共有できる笑い話」に変換させたかったのです。これで誰が損をしたというのでしょうか?なにが悪いのでしょうか?責められる部分はありません。むしろ素晴らしいではありませんか!なんてハッピー!さすが’86年生まれ以降のクリエイティビティワンダーランド!(ちなみに私も’86年以降組だ)*1

 

と最後はかなり持ち上げてしまいましたが私の最終見解は

「おもしろかったらええで」 です。

 

というか最初から思ってたんだけど、そもそも文化がちがうのでお互いの正義やら道徳をぶつけ合っても納得させることなんてできないし、できたとしても長い長い宗教戦争の末になるんだから、もっと相手方の気持ちを「忖度」してもう少し建設的な議論をしましょうや!お客さん!

 

評価主義経済?理解させたいならもう少しうまく丁寧に説明してくれよ、若造!

polcaで出産祝い募るのが乞食?旧習にとらわれず若者のこともう少し寛大な心で見守ってやりましょうぜ!旦那!

 

最後にひとつ私の心の叫びで締めたいと思います。

 

(やぎ君いろいろとごめんね、鼻につくし嫌いなところは多いけど尊敬できる部分もあるし基本応援してるよ‪◡̈⃝︎⋆︎*‬) 

 

おっともう閉店ガラガラの時間だ!長い話に付き合わせちまってすまねぇな!

毎度ありがとよ!

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